こんにちは、もぶるです。
今回はROG ALLYを購入して半年使ってみて感じたことを書いていきます。
目次
約半年前にROG ALLYを購入
ニンテンドーSwitchのような感じで運用してます
ROG ALLY単体で使うだけでなく、コントローラーを用意して外部モニターと接続しながら使っています。
キーボードとトラックボールマウスも接続し、PCとして使うこともしばしばです。
ROG ALLYの良い点
携帯機なのに美しく滑らかな映像でゲームを楽しめる。ロードも高速
ROG ALLYを使ってて一番良いな〜と感じるのは、やはり携帯機なのにとても綺麗な映像でゲームを楽しめることです。
処理性能もしっかりあるので、Nintendo Switchでは遊べないようなゲームも滑らかな映像で楽しめます。
CS機よりもさまざまな周辺機器が使える
次に良かったのは、さまざまな周辺機器がそのまま使えたことですかね。
ROG AllyはWindowsを搭載しているため、PC系の周辺機器はしっかり使用できます。
自分の場合はMacBookに接続している外部キーボードやトラックボール、オーディオインターフェースなどもそのまま使えました。
CS機よりも周辺機器の制限が少なく、さまざまな機器を繋げて使いたい方には良さそうです。
ゲーミングUMPC(ROG ALLY)の気になる点
電池持ちの悪さと発熱はやっぱり気になる
まず気になるのが、ファーストインプレッションの記事でも挙げた電池持ちの悪さと発熱です。
ターボモード(25W)でゲームをすると、だいたい1時間から1時間30分くらいで電池が切れてしまいます。
プレイするタイトルにもよると思いますが、正直もう少し持って欲しいところです。
後継モデルではバッテリー持ちがやや改善されているようですね。
Windowsである意味をあまり感じられない
次に気になることは、Windowsである意味をそこまで感じられないこと。
Windowsが搭載されているとゲーム以外にも使えるため一見便利そうに見えますが、使ってみるとそんなに活用する場面がないんですよね。
ゲーム以外にも使えると言っても、ROG ALLY単体にキーボードを接続して他の作業をしようと思えません。
ずっと外部モニターに接続するのであれば、普通にノートパソコンかデスクトップで良いわけですし。
使っているうちにだんだんと別にWindowsじゃなくても良くないか?って思えてきます。
むしろ、ゲームという用途に限定するのであれば、Windowsが足を引っ張ってしまっている気がします。
その点、Steamの利用に最適化された「Steam OS」を搭載するSteam Deckの方がゲーミングUMPCの方向性としては正しいのかなと思いました。
ゲームに最適化されたWindows(Windows for Gamingみたいな?)が登場すれば、また評価が変わってくるかもしれません。
まあでもこれは、自分がWindowsに慣れていない、使いこなせていないことも大きな原因ですね…
ある程度知識のある方なら、もっと使いこなせるかもしれません。
全く使わない独自端子
次に気になるのが、独自端子のROG XG Mobile端子の存在です。
この端子を使えばASUSが出している外付けGPU「ROG XG Mobile」に接続できます。
ただ、この外付けGPUの価格があまりにも高いです…なんと40万近くします。
40万あれば全然スペックの良いパソコンを買えてしまえますよね。
そのため、もはや全く使わない端子になってしまっています…。他の端子を搭載してほしかったですね。
ちなみに後継モデルの「ROG ALLY X」では、ROG XG Mobile端子はなくなり、Thunderbolt4に変更されています。
まとめ:自分はCS機でプレイするゲームが好き
今回はROG Allyをおよそ半年使ってきた感想を書いてきました。
ゲーミングUMPC(ROG Ally)は次のような方に向いているアイテムだと思います。
- 携帯機でも高画質で遊びたいヘビーゲーマーの方
- Windows・Steamのゲームを携帯機で遊びたい方
- PC周りの設定を苦に感じない方
- とにかくロマンを求める方
ゲーミングUMPCは「超おすすめ!絶対買うべき!」というようなことは簡単には言えないニッチなアイテムに感じました。
がっつりゲームをしたい方でまだPCを持っていない方は、ゲーミングノートもしくはゲーミングデスクトップを買った方がおそらく幸せになれると思います。
また、自分のようなカジュアルゲーマーにはやはりCS機は必要だなとも感じました。
CS機はゲーム以外に気を配らなければならない部分がほとんどなく、ストレスなくゲームを楽しめるんですよね。
ロードも爆速でかなり快適。ここまでコンパクトな本体でこんなにゲームが動くのか!?と感動しました。