Amazonの電子書籍サービス「Kindle」で購入した本を読める電子ペーパー『Kindle端末』。
今回はそんなKindle端末のおすすめモデルを紹介していきます。
他にも各製品の詳しい特徴や端末の選び方、Kindleのメリット・デメリットなどについても詳しく解説。
上記のような人には必見の内容です。
Kindleは僕が大好きなガジェットのひとつ。初めて購入する人にも伝わりやすいように頑張りますので、ぜひ最後までお付き合いください!
それでは詳しく解説していきます。
目次
結論:おすすめは「Kindle Paperwhite」
いきなり結論からですが、Kindle端末選びに悩んでいる人にまずおすすめしたいのが「Kindle Paperwhite」です。
・6.8インチという万能な画面サイズ
・防水対応
・8GB/16B/32GBの容量から選べる
・USB-C搭載
・バッテリー性能も高い
Kindle端末ではミドルクラスに位置付けられている機種ですが、かなり性能のバランスが良く、多くの人にとって満足できる製品に仕上がっています。
とりあえず選んでおけば後悔することはない優秀なモデルです。
筆者が利用しているのは「Kindle 無印」
ちなみに筆者が使っているのは16GBの「Kindle 無印」。
・お風呂でKindleを読まない
・とにかくコンパクトなモデルが良かった
コンパクトさを求める人にはかなりおすすめのモデル。防水に対応していない点には注意が必要ですが、かなり気に入っています。
【2023年】Kindle端末4製品の特徴を徹底比較|おすすめモデルは?
続いて、2023年現在購入できる各Kindle端末の特徴を徹底比較していきます。
Kindle端末の現行モデルのスペックを比較した表は下記のとおりです。
Kindle 無印(2022) | Kindle Paperwhite(2021) | Kindle Oasis(2019) | Kindle Scribe(2022) | |
ディスプレイサイズ | 6インチ | 6.8インチ | 7インチ | 10.2インチ |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
容量 | 16GB | 8GB/16GB/32GB | 8GB/32GB | 16GB/32GB/64GB |
防水 | × | ○ | ◯ | × |
色調調整ライト | × | ○ | ○ | ○ |
フロントライト数 | 4個 | 17個 | 25個 | 35個 |
バッテリー目安 | 最大6週間 | 最大10週間 | 最大6週間 | 最大12週間 |
充電端子 | USB-C | USB-C | micro USB | USB-C |
本体価格(税込) | 【広告あり】 16GB:12,980円 【広告なし】 16GB:14,980円 | 【広告あり】 8GB:16,980円 16GB:17,980円 【広告なし】 8GB:18,980円 16GB:19,980円 32GB(ワイヤレス充電対応):21,980円 | 【広告あり】 8GB:29,980円 32GB:32,980円 【広告なし】 8GB:31,980円 32GB:34,980円 32GB(無料4Gモデル):40,980円 | 【広告なし:スタンダードペン】 16GB:47,980円 【広告なし:プレミアムペン】 16GB:51,980円 32GB:54,980円 64GB:59,980円 |
各Kindle端末はそれぞれ特徴が異なります。それぞれの持つ特徴について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、解説していきます。
・Kindle 無印:USB-C・300ppiを持つ最高のエントリーモデル
・Kindle Paperwhite:6.8インチ・防水対応の優秀なモデル。一番おすすめ!
・Kindle Oasis:物理ボタンが魅力だがおすすめはしない
・Kindle Scribe:「書く」ができる新たなKindle
Kindle 無印:USB-C・300ppiを持つ最高のエントリーモデル
Kindle 無印(2022) | |
ディスプレイサイズ | 6インチ |
解像度 | 300ppi |
容量 | 16GB |
防水 | × |
色調調整ライト | × |
フロントライト数 | 4個 |
バッテリー目安 | 最大6週間 |
充電端子 | USB-C |
本体価格(税込) | 【広告あり】 16GB:12,980円 【広告なし】 16GB:14,980円 |
・6インチのコンパクトボディ
・12,980円から購入できる
・容量は16GBのみ
・充電端子はUSB-Cを搭載
・防水には非対応
「Kindle 無印」は最も安い価格で購入できるエントリーモデルのKindle端末です。
画面サイズが6インチとKindleの中では一番コンパクトなモデルなことが大きな特徴。
携帯性は抜群であらゆる場所に持ち運びたい人にはぴったりのモデルです。
解像度は300ppi、充電端子はUSB-Cを搭載しているなど、エントリーモデルながら製品スペックも非常に優れています。
防水に対応していない点には注意しましょう。
コンパクトさを求める人にはぴったりのKindle端末ですよ!
Kindle Paperwhite:6.8インチ・防水対応の優秀なモデル
Kindle Paperwhite(2021) | |
ディスプレイサイズ | 6.8インチ |
解像度 | 300ppi |
容量 | 8GB/16GB/32GB |
防水 | ○ |
色調調整ライト | ○ |
フロントライト数 | 17個 |
バッテリー目安 | 最大10週間 |
充電端子 | USB-C |
本体価格(税込) | 【広告あり】 8GB:16,980円 16GB:17,980円 【広告なし】 8GB:18,980円 16GB:19,980円 32GB(ワイヤレス充電対応):21,980円 |
・万能な6.8インチを搭載
・防水対応でお風呂でも使える
・8GB/16GB/32GBから選べる
・充電端子はUSB-Cを搭載
・32GBはワイヤレス充電に対応
多くの人におすすめしたいのが「Kindle Paperwhite」です。
本モデル最大の特徴は防水に対応していること。
多少濡れても問題なく使えるので、お風呂でも気兼ねなく読書できます。
また、6.8インチの絶妙な画面サイズを搭載しており、テキストベースの本だけでなく、漫画もしっかり楽し無ことが可能です。
容量は8GB/16GB/32GBの3種類。
自分の読む本のジャンルや冊数に合わせて、最適な容量を選択できます。
バランスに優れた優れたKindle端末。初めてKindle端末を購入する人にもおすすめですよ。
Kindle Oasis:物理ボタンが魅力だがおすすめはしない
Kindle Oasis(2019) | |
ディスプレイサイズ | 7インチ |
解像度 | 300ppi |
容量 | 8GB/32GB |
防水 | ◯ |
色調調整ライト | ○ |
フロントライト数 | 25個 |
バッテリー目安 | 最大6週間 |
充電端子 | micro USB |
本体価格(税込) | 【広告あり】 8GB:29,980円 32GB:32,980円 【広告なし】 8GB:31,980円 32GB:34,980円 32GB(無料4Gモデル):40,980円 |
・ページ送りに使える物理ボタンを搭載
・画面サイズは7インチ
・防水にも対応
・価格は8GBで29,980円からと高め
・充電端子がmicro USBな点にも注意
続いて、紹介するのが2019年発売の「Kindle Oasis」です。
Kindleのなかでは唯一、物理ボタンを搭載していることが特徴で、快適な読書が可能。
特に漫画など、どんどん読み進めていくことが多い本を読む際に便利です。
ただ、2019年からアップデートされておらず、充電端子がmicro USBなど、やや古さが目立ちます。
価格も8GBで29,980円と高めに設定されているため、そこまでおすすめできません。
後継モデルが待ち遠しいです…。もし物理ボタンを搭載した端末が欲しいのであれば、BOOX Pageが良いでしょう。
Kindle Scribe:「書く」ができる新たなKindle
Kindle Scribe(2022) | |
ディスプレイサイズ | 10.2インチ |
解像度 | 300ppi |
容量 | 16GB/32GB/64GB |
防水 | × |
色調調整ライト | ○ |
フロントライト数 | 35個 |
バッテリー目安 | 最大12週間 |
充電端子 | USB-C |
本体価格(税込) | 【広告なし:スタンダードペン】 16GB:47,980円 【広告なし:プレミアムペン】 16GB:51,980円 32GB:54,980円 64GB:59,980円 |
・10.2インチの大きなディスプレイを搭載
・ペンが付属しており、手書きのメモが取れる
・容量は最大64GB
・バッテリー性能が現行Kindle端末ではトップクラス
・本体価格は47,980円と高め
「Kindle Scribe」は他のKindleではできない「書く」ができる唯一の端末。
付属のペンを利用することで、読書中にメモを取ったり、ノートを作成したりといったことが可能です。
ディスプレイサイズは10.2インチと大きく、イラストや図が多い本も快適に読むことができます。
本体価格が最安モデルでも47,980円と高めな点には注意しましょう。
「書く」機能に魅力を感じるのであれば十分検討する価値のあるモデル。大画面でKindleを読みたい人にもうってつけの製品です。
Kindle端末の選び方|4つのポイントを押さえよう
続いて、Kindle端末の選び方について詳しく解説していきます。
各モデルはさまざまな違いがありますが、とりあえず下記の4つのポイントを押さえておけばOK。
・広告の有無:基本的には広告なしのものがおすすめ
・画面サイズ:図やイラストが多用される本を読む場合はKindle 無印以外がおすすめ
・容量の大きさ:文章メインの本であれば8〜16GBでOK
・防水:お風呂でも読むなら防水モデルを選ぼう
それぞれ詳しく解説していきますよ!
広告の有無|基本的には広告なしがおすすめ
まず確認したいのが広告の有無です。
Kindle端末には「広告ありモデル」と「広告なしモデル」の2種類が存在します。
それぞれの特徴は下記のとおり。
○価格が2,000円安い
✖️ロック画面の解除に時間がかかる
✖️あらゆる場所に広告が表示される
○すぐに画面を解除できる
○広告が表示されない
✖️価格が2,000円高い
どちらにも利点・欠点はありますが、おすすめしたいのは「広告なしモデル」です。
2,000円高いという欠点はあるものの、広告によって読書が邪魔されないのはかなりのメリットに。
Kindle端末の購入を考えているということは、おそらくかなり本が好きな人のはずです。どうせなら快適に読書を楽しみたくはありませんか?
ストレスフリーに読書を楽しみたいのであれば、ぜひ「広告なしモデル」を検討してみてください。
画面サイズ|図やイラストが入るなら無印以外がおすすめ
続いて、確認したいのが画面サイズです。
今購入できるKindle端末はそれぞれのディスプレイのサイズが異なります。
現行のKindle端末それぞれのディスプレイサイズは下記のとおり。
Kindle 無印(2022) | Kindle Paperwhite(2021) | Kindle Oasis(2019) | Kindle Scribe(2022) | |
ディスプレイサイズ | 6インチ | 6.8インチ | 7インチ | 10.2インチ |
ディスプレイサイズが大きいほど情報量は増えますが、その分携帯性が落ちてしまいます。
反対にディスプレイサイズが小さいモデルは携帯性が高いですが、一画面あたりの情報量は減少することに。
自分の好みに合わせて適切なサイズを選択しましょう!
・大きいほど一画面に表示される情報量が増える
・小さいほど持ち運びが快適に
・図やイラストが多用される本をよく読む場合はKindle 無印以外がおすすめ
ちなみに図やイラストが多用される本を読む場合、6インチのKindle 無印ではやや読みにくく感じます。
漫画や図が多用される技術書などをよく読む場合は、Kindle 無印以外の端末がおすすめです。
容量の大きさ|文章メインの本であれば8〜16GBでOK
Kindle端末を選ぶ際は容量の大きさも確認しておきましょう。
現行のKindleでは8GBから64GBまでさまざまな容量のモデルが存在します。
Kindle 無印(2022) | Kindle Paperwhite(2021) | Kindle Oasis(2019) | Kindle Scribe(2022) | |
容量 | 16GB | 8GB/16GB/32GB | 8GB/32GB | 16GB/32GB/64GB |
また、各容量に保存できる本の冊数の目安は下記のとおり。
小説・ビジネス書 | 漫画 | |
8GB | 約2,800冊 | 約160冊 |
16GB | 約5,600冊 | 約320冊 |
32GB | 約11,200冊 | 約640冊 |
64GB | 約22,400冊 | 約1280冊 |
小説やビジネス本がメインの場合は8〜16GBでも十分対応することが可能です。
たくさん漫画をダウンロードしておきたい場合は容量に余裕のある32GB以上のモデルが良いでしょう。
・8〜16GB:テキストベースの本をメインに読む人
・32〜64GB:漫画や技術書など図やイラストが含まれる本をメインに読む人
ちなみに僕は16GBのKindle無印を利用していますが、容量には余裕を感じています。参考までに。
防水|お風呂でも読むなら防水モデルを選ぼう
Kidle端末を選ぶ際に確認したい4つ目のポイントは防水に対応しているかどうか。
現行販売されている端末のうち、下記の2モデルは防水に対応しています。
・Kindle Paperwhite
・Kindle Oasis
防水に対応していると、水に濡れても大丈夫なため、お風呂でもKindleを使って読書が楽しめるようになります。
お風呂で読書がしたい人は必ず防水モデルを選ぶようにしましょう。
・お風呂でも使いたいなら「Kindle Paperwhite」か「Kindle Oasis」を選ぼう
お風呂で読むかどうかわからない場合は、とりあえずKindle Paperwhiteを選べば安心です。
Kindle端末のメリット・デメリット
続いて、Kindle端末のメリット・デメリットを紹介していきます。
個人的に感じるKindle端末のメリット・デメリットは下記のとおり。
- 目が疲れにくい
- 読書に集中しやすい
- 場所を全然取らない
- サブスクやポイントの還元でお得に読める
- バッテリー性能が高い
- デザインが優れている
- スマホに比べて動作は遅め
- バッテリー交換不可
- 読みたいページを感覚で開けない
- モノクロ表示しかできない
デメリットもありますが、Kindle端末にはそれを上回るくらいメリットがたくさんです。特に読書が好きな人は恩恵をかなり感じられると思います。
なお、Kindleのメリットやデメリットについて下記の記事で詳しく触れています。気になる人はぜひ。
Kindle端末に関するよくある質問
最後にKindle端末の関するよくある質問に答えていきます。
今回答えるのは特に多い下記の質問です。
・Q:Kindle端末でできることは何?
・Q:Kindle端末って正直いらないんじゃない?
・Q:Kindle端末のセールはいつやってるの?
おすすめのKindle端末・選び方:まとめ
今回はKindle端末のおすすめモデルを中心に解説してきました。
改めて各モデルの特徴をまとめます。
・Kindle 無印:USB-C・300ppiを持つ最高のエントリーモデル
・Kindle Paperwhite:6.8インチ・防水対応の優秀なモデル。一番おすすめ!
・Kindle Oasis:物理ボタンが魅力だがおすすめはしない
・Kindle Scribe:「書く」ができる新たなKindle
2023年現在、最もおすすめなKindle端末は防水対応・6.8インチディスプレイ・USB-C搭載の「Kindle Paperwhite」。
また、用途によっては「Kindle 無印」や「Kindle Scribe」もおすすめで。
ぜひKinde端末を導入して、素敵な読書ライフを楽しんでください!
【2023年】おすすめのKindle端末
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・電子ペーパーが気になっているけど、どれが良いかわからない
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