オーディオテクニカ「ATH-AD500X」レビュー|作業用におすすめ!使い勝手のよい開放型ヘッドホン

ath-ad500x

こんにちは、ヘッドホンにハマり中のもぶるです。

今回は数ヶ月前に購入したヘッドホン「ATH-AD500X」のレビューを行っていきます。

もぶる

装着感がよく、ずっと使っていても疲れにくいヘッドホンです!多くの方におすすめできます。

それでは、レビューしてきます。

ATH-AD500Xの良いところ
  • 本体が軽い(約235g!)
  • 側圧が緩めで、メガネ着用時でも痛くなりにくい
  • クセの少ないバランスのよいサウンド
  • 解像度が高すぎず長時間聴きやすい
ATH-AD500Xの気になるところ
  • 解像度はそこそこ
  • 音漏れは盛大にする(開放型のため)
  • リケーブルはできない
  • ケーブルが3mと長め

オーディオテクニカ ATH-AD500Xについて

インピーダンス48Ω
出力音圧レベル100 db / mW
再生周波数帯5〜25,000Hz
重さ約235g(コード除く)
ケーブル長3.0m (左側片出し)
プラグミニプラグ/標準プラグ

まずはオーディオテクニカ ATH-AD500Xの基本情報や購入動機からです。

ATH-AD500Xを購入した理由

ATH-AD500Xを購入する前、自分はゼンハイザーのHD25とMOMENTUM 4 Wirelessを使っていました。

どちらもよいヘッドホンですが、長時間使用するのはやや厳しめ。

もぶる

HD25は強めの側圧が、MOMENTUM 4 Wirelessは重さが長時間使っていると、やや気になってしまいます…

「とにかく装着感がよく、疲れにくい有線ヘッドホン」を探していたところ、オーディオテクニカのATH-AD500Xを発見したわけです。

付属品は最低限

ATH-AD500Xの付属品は下記のとおり。

付属品
  • ATH-AD500X本体 ×1
  • 金メッキ標準プラグ変換アダプタ × 1

専用のケースや、スタンドなどは付属しておらず、非常にシンプルな内容です。

ATH-AD500Xを数ヶ月使ってみて感じたこと

EVO4と接続して聴いています

ここからは、オーディオテクニカ ATH-AD500Xを感想を述べていきます。

もぶる

自分がいつも使っている環境はaudient EVO4です。

最高の着け心地!メガネを着けてても痛くない

まず装着感からですが、個人的にこの装着感がATH-AD500Xの大きな強みだと思っています。

3Dウイングサポートと緩めの側圧、本体の軽さが合わさり、かなり快適な着け心地

3Dウイングサポート+緩めの側圧で装着感が神ってます
もぶる

自分の場合、メガネを着けていても全く痛くなりません…!びっくり

本体も軽いため、数時間は余裕で着用できます。

バランスのよいナチュラルな音

音傾向はバランスのよいフラットめなサウンド。音色はドライ系に感じます。

高音域はシャリシャリ・チキチキしておらず、耳に刺さる感じはありません。

中音域はちょうど良い感じの量感で、程よく伸びてくれます。

イヤーパッドは布製。蒸れにくく快適

また、開放型にしてはわりと低音が出ています

ゴリゴリにパワーで押す低音ではなく、タイトすぎず若干緩めの低音で、ジャンルを選ぶことなく良い感じに楽しく聴けますよ。

もぶる

中高音特化の開放型ヘッドホンに慣れている方にとっては、やや低音が多すぎるように感じるかもしれませんが、個人的には全然OK。

開放型ということもあり音抜けは良く、音場も広めです。

個人的にはクラシックが特に相性が良いと感じました。

もちろんPOPS等もしっかり楽しく聴かせてくれます。

解像度や分離感はそこそこ。だが、それが良い…

音の解像度は高いわけではなく、そこそこくらいに感じます。

数万円するような高級ヘッドホンほどめっちゃリアルな感じではありませんが、逆にそれが良かったり…

音の輪郭に程よく緩さがあるので、長時間聴いていても疲れにくいんですよね。

かといって聴きごたえがないわけではなく…バランスがめっちゃ良いです!

作業中にながら聴きに使うヘッドホンとしてかなり優秀。もちろんガチ聴きにも使えます。

また、モニターヘッドホンほど音がシビアすぎないため、録音環境がそこまで良くないライブ音源などにも向いているように感じました。

もぶる

ATH-AD500Xでライブ映像を見るのなかなか良いですよ…!空気感がかなり良い感じです。

ATH-AD500Xよりもう少しくっきりした音が好みの方には、AKGのK240 MKⅡがおすすめです。

↓K240 MK2のレビュー記事はこちら

ケーブルは3mと長め

片出しケーブル(左)を採用。リケーブルはできません

ATH-AD500Xはリケーブル不可能です。

どうしてもしたい場合は自分で改造するしかありません。

ケーブル長が3mと長めなことも特徴。

デスク上で使うにはわりと長めなケーブル

また、ケーブルも太めなため、取り回しは悪い印象です。

しかし、ケーブルが長いことで、有線ヘッドホンのなかでは自由に動き回りやすいというメリットがあります。

音漏れは盛大にする

音漏れはしっかりします

音漏れについてですが、ATH-AD500Xは開放型のため、盛大に音漏れします。

また、遮音性もないため、外で利用したい方や、周りの音をしっかり遮断したい方には向いていません。

もぶる

完全に自宅用のヘッドホンです!

オーディオテクニカ ATH-AD500X レビューまとめ:聴きやすさ・装着感を重視する方はぜひ!

今回はオーディオテクニカの「ATH-AD500X」を使ってみての感想を書きました。

すでに数ヶ月ほど使っていますが、このヘッドホン、めちゃくちゃ気に入っています。

もぶる

特にメガネをかけた状態でも痛くないのが最高!軽量なので長時間装着していても疲れにくいです。

また、解像度が高すぎず、音傾向のクセもそこまでないのでずっと聴いていられます。

「作業中にBGMをかけっぱなしにする」

「長時間の配信を見る」

「ライブ映像を見る」

といった使い方にはぴったりなヘッドホン。

とにかく疲れにくいヘッドホンを探している方や、開放型ヘッドホンを試してみたい方にはぜひ聴いていただきたいです…!