Amazonが販売している読書専用端末「Kindle」。
スマホやタブレットとはまた異なる電子書籍での読書体験ができるのが、大きな魅力のガジェットです。
今回はこれまで4年以上Kindleを使ってきた僕が感じた、Kindleを使うメリットを紹介していきます。
合わせてデメリットも紹介していますので、Kindleが気になっている人はぜひ最後までお付き合いください。
それでは、解説していきます。
- 目が疲労しにくい
- 読書に集中しやすいこと
- 場所を取らない
- サブスク・ポイント還元でお得に読める
- バッテリーが持つ
- デザインが良い
- スマホに比べて動作が遅いこと
- バッテリーが交換できない
- 感覚で読みたいページを開けない
- モノクロ表示のみ
目次
僕が思うKindleの6つのメリット
早速ですが、Kindleを4年以上使ってきた僕が思うKindleのメリットを紹介していきます。
主なメリットは下記の6つです。
- 目が疲労しにくい
- 読書に集中しやすいこと
- 場所を取らない
- サブスク・ポイント還元でお得に読める
- バッテリーが持つ
- デザインが良い
それぞれ解説していきます。
目が疲労しにくい
1つ目のメリットは目が疲れないこと。
Kindleはスマホやタブレットなどに比べて、目が疲れにくいという特徴があります。
目が疲れにくい理由は、液晶の前側から画面を照らす「フロントライト方式」を採用しているから。
スマホなどで採用されている「バックライト方式」は目に向けて発光しますが、「フロントライト方式」では光が直接目に入りません。
そのため、長時間の利用でも目が疲れにくい端末です。
ブルーライトをほぼ出さないので、寝る前でも気兼ねなく利用できますよ。
読書に集中しやすい
2つ目のメリットは読書に集中しやすいことです。
Kindleは基本的に「本を読む」ことしかできません。
不便そうに思うかもしれませんが、これがかなり快適。
スマホやタブレットでも読書はできますが、ゲームやSNS、各種通知など集中力を乱されてしまいます。
その点、Kindleは無駄なノイズがなく、読んでいる本と1対1で向き合うことが可能に。
「E-Ink」を採用していることで紙に近い感覚で読める点もGood。読書が超捗ります。
場所を取らない
3つ目のメリットは場所を取らないことです。
読み・書きができる「Kindle Scribe」を除き、ほとんどのKindleは片手でも操作できるくらいのコンパクトサイズ。
そんなコンパクトな本体に数千冊という本をダウンロードしておくことができます。
容量ごとの保存できる冊数の目安は下記のとおり。
小説・ビジネス書 | 漫画 | |
8GB | 約2,800冊 | 約160冊 |
16GB | 約5,600冊 | 約320冊 |
32GB | 約11,200冊 | 約640冊 |
64GB | 約22,400冊 | 約1280冊 |
また、購入した書籍はAmazonのクラウド上にしっかり保存されています。
容量の問題などで端末から削除したとしても、再度無料でダウンロードできるので安心です。
紙の本で数千冊も管理するのはなかなか大変。部屋をもっとすっきりさせたい人にもおすすめですよ。
サブスク・ポイント還元でお得に読める
4つ目のメリットはサブスク・ポイント還元でお得に本を読めること。
まずサブスクについてですが、Kindleでは下記2種類のサブスクが使えます。
本の種類 | 月額料金 | |
Amazon Prime(Prime Reading) | 1,000冊以上 | 500円※年間4,900円の年間契約あり |
Kindle Unlimited | 200万冊以上 | 980円 |
Kindle unlimitedに加入すると200万冊を超えるあらゆるジャンルの本が読み放題に。
2冊ほど読めばもとを取れるので、読書が好きな人にはぴったりのサブスクです。
Amazon Prime会員も1,000冊以上の本を読むことが可能。
すでにPrime会員の人はKindle端末を導入するだけで、すぐに読書を楽しめます。ただ、読み放題タイトルが少ない点には注意してくださいね。
また、Kindleでは本の購入時にAmazonポイントが還元されます。
タイトルによっては50%以上ポイント還元されるものもあり、かなりお得です。
普段のAmazonの買い物で手に入れたポイントを使って本を購入することもできますよ。
バッテリーが持つ
5つ目のメリットはバッテリーが持つこと。
「E-Ink」は消費電力がかなり少ないため、バッテリーが長持ちします。
頻繁に充電する必要がないため、非常に便利です。
各Kindleのバッテリー目安は下記のとおり。
利用可能時間目安 | |
Kindle(2022) | 最大6週間 |
Kindle Paperwhite(2021) | 最大10週間 |
Kindle Oasis(2019) | 最大6週間 |
Kindle Scribe(2022) | 最大12週間 |
Wi-Fi接続していると電池持ちが悪くなります。接続を必要としないときはWi-Fiを切っておきましょう。
デザインが良い
6つ目のメリットは製品デザインが良いこと。
個人的にKindleのデザイン性はかなり高いと思っています。
特に「Kindle(2022年モデル)」はかなり僕好み。
めっちゃお気に入りです!
毎日使いたくなってしまいます。
使ってわかったKindleの4つのデメリット
続いて、使ってわかったKindleのデメリットを紹介していきます。
利用して個人的に思ったKindleの欠点は下記の4つ。
- スマホに比べて動作が遅いこと
- バッテリーが交換できない
- 感覚で読みたいページを開けない
- モノクロ表示のみ
それぞれ解説していきます。
スマホに比べて動作が遅い
1つ目のデメリットはスマホに比べて動作が遅いこと。
使ってみればわかるのですが、「E-Ink」を搭載している端末はスマホなどに比べて反応が遅いです。
僕はそこまで気になりませんでしたが、人によってはストレスを感じると思います。
スマホのようにサクサクな操作感を期待している人は注意してください。
バッテリーが交換できない
2つ目のデメリットはバッテリーが交換できないこと。
Kindleは基本的にバッテリーを交換できません。
Amazon公式でもKindleのバッテリー交換・修理は対応しておらず、どうしても交換したい場合は自分で行う必要があります。
ただ、バッテリー交換の難易度はかなり高め。おすすめしません。
バッテリーの劣化を感じたら、下記いずれかの対策を取ることになります。
・保証範囲内であれば、端末ごと交換する
・新しく端末を購入する
自分で簡単に交換できたら本当に最高なんですけどね。
感覚で読みたいページを開けない
3つ目のデメリットは感覚で読みたいページを開けないこと。
紙の本では「だいたいこの辺に書いてあったかな」と直感で目的のページを探しやすいですよね。
Kindleではこのように感覚的に読みたいページを探すのがかなり難しいです。
再度読む可能性が高いページは「ハイライト」もしくは「ブックマーク」をしておくことで、後から探しやすくなりますよ。 「目次」からのページ移動なんかも便利です。
モノクロ表示のみ
4つ目のデメリットはモノクロ表示に限られること。
現在販売されているKindleはすべてモノクロ表示しか行えません。
活字メインの本であれば問題ありませんが、写真やイラストが多用されている本は魅力が半減してしまいます。
「E-Ink」搭載かつカラーを楽しみたい場合は「BOOX Nova Air C」という選択肢も。価格は高めですが、かなりロマンを感じる端末です(めっちゃ気になる)。
余談:筆者は4年以上Kindleを愛用中
ちなみに僕は4年以上Kindleを愛用中。
ビジネス系の本から漫画までいろいろ読んでいます。
購入動機は「なんかかっこいい」から
初めて購入したのは「Kindle Paperwhite(2018年モデル)」。
当時大学生だった僕はほとんど読書をしていませんでしたが、なんとなく買ってしまいました。
理由は「なんかかっこよかった」から。
本体のデザインと読書専用端末という製品コンセプトに惹かれてしまいました……。
使っているうちに読書が習慣化した
最初は「なんかかっこいい」という読書家の人にはめっちゃ怒られそうな理由でKindleを購入した僕ですが、使っているうちに読書が習慣化していきました。
なぜか不思議と読みたくなるんですよね、「Kindle」だと。
まとめ:Kindleはこんな人におすすめです
今回はKindleのメリットを中心に記事を書いてみました。
メリット・デメリットを踏まえて、僕がKindleの利用をおすすめするのは下記のような人です。
- ガジェット好きな人
- 紙の本から電子書籍への移行を考えている人
- 「サクサク感<<<目疲れない」という人
- とりあえず「本」が読めれば良い人
Kindleは欠点もありますが、それ以上にたくさんの魅力が詰まっているアイテムだと僕は思います。
読書好きな人、ガジェット好きな人にはぜひ一度体験してほしいです。