こんにちは、もぶるです。
今回はオーディオテクニカのオンイヤーモニターヘッドホン「ATH-M60x」を1ヶ月使用して感じたことを書いていきます。
- 軽めの装着感
- 本体がコンパクトで軽量
- オールブラックでシンプルな見た目
- 軽快でカラッとした高解像度サウンド
- クリアな中高域とタイトでクリーンな低域
- 無駄な余韻がなく、キレの良いサウンドを楽しめる
- 迫力系の音ではないので、迫力を求める方には不向き
- 本体はコンパクトだが、折りたたみはできない
- 遮音性は低め
- 装着にややコツがいる(オンイヤー型)
M60x(旧モデル)はこちら↓
M60xa(新モデル)はこちら↓
目次
オーディオテクニカ ATH-M60xについて

タイプ | 密閉型ヘッドホン |
ドライバーサイズ | 45 mm |
出力音圧レベル | 102 dB/mW |
再生周波数帯域 | 15〜28,000 Hz |
最大入力 | 1,600 mW |
インピーダンス | 38 Ω |
入力端子 | 3.5mmステレオミニジャック |
重さ(コード除く) | 約220g |
ATH-M60Xは2019年1月25日に発売したオーディオテクニカのオンイヤーヘッドホン。
ミュージシャンやエンジニアなどのプロ向けのヘッドホン、いわゆる”モニターヘッドホン”と呼ばれる製品です。
本体価格はオーディオテクニカ公式で25,300円。自分はAmazonで23,000円で購入しました。
インピーダンスは38Ωで、感度は102 dB/mWとモバイル端末でも使いやすい部類です。
ATH-M60xの付属品

ATH-M60xの付属品は次のとおり。
- ATH-M60x本体 × 1
- 着脱カールコード 3.0m 3.5mmステレオミニプラグ × 1
- 着脱ストレートコード 3.0m 3.5mmステレオミニプラグ × 1
- 着脱ストレートコード 1.2m 3.5mmステレオミニプラグ × 1
- 6.3mmステレオ変換プラグアダプター × 1
- キャリングポーチ × 1
種類の異なる3本のコードが付属しているのが嬉しいですね。
自分はスマホでもデスク周りでも扱いやすい1.2mコードをよく使用しています。
キャリングポーチは柔らかめのタイプです。
2024年4月12日に後継機「ATH-M60xa」が登場
自分はATH-M60xを2024年3月に購入したのですが、なんとその翌月に後継モデルの「ATH-M60xa」が登場。
そこまで変化はなさそうですが、地味にショックですね。
公式価格は25,300円→30,250円へと変更されています。

M60xが2万円台前半で買えたことを考えるとなかなかの値上げ…。以前よりはおすすめしにくくなりました。
M60xa(新モデル)はこちら↓
オーディオテクニカ ATH-M60xを使ってみて

次にオーディオテクニカ ATH-M60xを使っての感想を書いていきます。

audient EVO4か手持ちのスマホに接続していつも使用しています。
- オールブラックの本体がかっこいい
- 中高域寄りの高解像度サウンド!打ち込み系との相性は抜群
- オンイヤーとオーバーイヤーの間のような装着感。メガネ着用時も快適
- 遮音性は低め。折りたたみ機構は不採用
オールブラックの本体がかっこいい

まず個人的に気に入ったのが、ATH-M60xの見た目ですね。
全体的に無駄な装飾のないシンプルなデザインで、さまざまなレイアウト・シーンに対応しやすいと思います。

オールブラックなのがめちゃくちゃかっこいいです…!
一般的なヘッドホンよりもコンパクトな点も相まって、かなりスタイリッシュに見えます。
中高域寄りの高解像度サウンド!打ち込み系との相性は抜群
続いて、サウンドについてです。
箱から出したばかりのときは全体的に散らかった音に感じて、「やばい失敗したかも…」と思いました。
が、しばらく使ってみると音が整ってかなり聴きやすくなりましたね。

ある程度のエージング(慣らし運転)が必要なヘッドホンだと個人的には思います。
個人的な各音域の評価は次のとおりです。
音域 | 音の評価 |
高域 | やや硬さのあるクリアなサウンド。ナチュラルな音というよりは、エッジが強調されたような高音に感じますね。 解像度が高く、細かな音までしっかり拾うことが可能。音の粒立ちも良く、かなり気持ち良さを感じます。 高音は目立つものの、上位機種のM70xに比べて不快感(キンキンするような感じ?)がありません。 |
中音域 | 張りのある気持ちの良い音。音の距離感は近すぎず遠すぎず絶妙な距離感。他音域との分離感も良好です。 全体的なドライな音色ということもあり、ボーカルの艶やかさはそこまでありません(演出感が少ない)。そのためか、曲によってはボーカル(特に女性)が不自然に聴こえることもしばしば。 |
低域 | くっきり締まりのある音。量感は普通くらいですが、音の分離感が良いため、しっかり存在を感じられます。無駄な余韻がなく、レスポンスも良好。非常にキレのよい低音です。 重低音・迫力系ではないので、「ドゥーン」という全体を支配するような低音が好きな方には向いていません。 |

各音域のバランスの良さが好みです。
全体の音の傾向はウェット感の少ない中高域寄りサウンド。
余韻を残しすぎることがないため、もったりする感じがありません。
音の立ち上がりも非常に速く、シャキシャキとした歯切れの良い音が楽しめますよ。
モニターヘッドホンということもあり音源にシビアな印象はありますが、個人的には上位モデルのM70xよりは全然聴きやすく感じます(M70xはかなりシビアでまさに業務用という感じの音です)。
音場はオンイヤータイプにしては広めに感じますね。左右の広がりはそこまで感じませんが、縦方向にはわりと広がります。
どのジャンルも綺麗に鳴らしてくれますが、特に相性がよく感じたのは打ち込み系。
全体的に明瞭かつキレの良いサウンドで楽しく聴けますよ。
なお、歌声は着色することなくそのまま出している感じで、不自然に聴こえることも。
ボーカルメインの曲(特に女性ボーカル)はやや苦手に感じますね。

動画などの人の声はクリアに聞こえるのですが、音楽を聴く際に曲によってはボーカルが不自然に聴こえることがあります。
また、細かい音をしっかり拾ってくれるので、環境音や効果音が綺麗なゲームのプレイする際や動画を見る際にM60xを使用すると、
「こんな綺麗な音が入っていたのか…!」
と感動することがよくあります。
オンイヤーとオーバーイヤーの間のような装着感。メガネ着用時も快適

続いて、装着感です。
オンイヤー(耳に乗せるタイプ)とオーバーイヤー(耳を覆うタイプ)の間のような装着感で、初めて着用する時にちょっと困惑しました。

イヤーパッド内に少し耳を入れる感じで、装着に少しコツがいります。
柔らかく厚さのあるイヤーパッドと優しい側圧で着け心地は良いです。
メガネをしている状態でもかなり楽に装着できます。
ただ、耳をしっかり覆うタイプのヘッドホンではなく、イヤーパッド内の空間が狭めなため、装着感が気になる方はいるかもしれません。

また、約220gと軽量なことも特徴のひとつ。
重いヘッドホン比べて、長時間使っても首が疲れにくい点は大きなメリットと言えるでしょう。

ハウジング部分に重さが偏っているためか、記載されている重量よりは重く感じますが、長時間使っていると体への負担が少ないことを実感します。
遮音性能は低め。折りたたみ機構は不採用

側圧が抑えめなこともあって、遮音性能はやや低めに感じます。
若干周りの音をカットするくらいで、大きめの音はわりと聞こえてきますね。

ゼンハイザーのHD25は側圧がかなり強めな分、遮音性能は高めでした。
側圧と遮音性能はある程度トレードオフな感じがするので、ここはしょうがないですかね…
周囲の音を完全に遮断したいという方は、別のヘッドホンの方が良いでしょう。
また本機は、本体自体は小さいのですが、折りたたみ機構は不採用。
ヘッドホン本体をたたんで持ち運びたいと考えている方は注意が必要です。
オーディオテクニカ ATH-M60x レビュー まとめ
今回はATH-M60xを1ヶ月ほど使っての感想でした。
ATH-M60xは下記のような方におすすめのヘッドホンです。
- 打ち込み系の楽曲が好きな方
- クリアな中高音を求める方(ボーカル重視ではない)
- 長時間着用していても疲れにくい密閉型ヘッドホンを探している方
- メガネをしていても痛くなりにくい密閉型ヘッドホンを探している方
- シンプルな見た目が気に入った方

M50xやM70xの影に隠れがちな印象のある本機。派手さはないものの、確かな実力を備えた名機です。
サウンドや見た目ももちろん気に入っていますが、個人的にメガネをしていても痛くなりにくい点が非常に重宝しています。
オンイヤー型が好きな方はもちろんのこと、オンイヤー型に苦手意識のある方にもぜひ試していただきたいヘッドホンです。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
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オールブラックのミニマルな見た目とやや中高域寄りのクリアなサウンドが特徴のヘッドホンです。